Macでの超漢字Vのご利用案内(参考情報)

2014年4月8日(火)

超漢字Vを利用するためには、Windowsパソコンが必要になりますが、ここでは、VMware Fusionを利用してMac上で超漢字Vを動作させる方法について説明します。

ご注意

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1. Macでの超漢字Vの新規インストール

Macで超漢字Vを利用するには、以下のバージョンのソフトが必要です。

具体的には、以下の手順でインストールとバージョンアップ作業を進めてください。

VMware Fusionのインストール

VMware FusionをMacにインストールします。

仮想マシンの作成

VMware Fusionを起動し、新規で仮想マシンを作成します。

  1. DVD/CD-ROMドライブに、「超漢字V システムCD（リカバリ用）」（ラベルが灰色のCD-ROM）を入れます。
  2. VMware Fusionのメニューから[ファイル]-[新規]をクリックします。
  3. 「インストール方法を選択」から「ディスクまたはイメージからインストー」をクリックし、[続ける]をクリックします。

    「ディスクまたはイメージからインストー」をクリック

  4. 「新しい仮想マシンを作成」から「BRIGHTV4500」をクリックし、[続ける]をクリックします。

    「ディスクまたはイメージからインストー」をクリック

  5. 「オペレーティング システムの選択」から「その他」-「その他」をクリックし、[続ける]をクリックします。

    「その他」-「その他」をクリック

  6. 「完了」から[設定のカスタマイズ]をクリックします。

    [設定のカスタマイズ]をクリック

  7. 「新しい仮想マシン」から「名前」を「超漢字V」とし、[保存]をクリックします。

    「名前」を「超漢字V」とし、[保存]をクリック

  8. 「設定」から「ハード ディスク(IDE)」をクリックします。

    「ハード ディスク(IDE)」をクリック

  9. 「ディスク サイズ」を「40GB」に設定します。

    40GBに設定

  10. 「詳細オプション」をクリックし、「複数のファイルに分割」のチェックをはずし、[適用]をクリックします。

    「複数のファイルに分割」のチェックをはずし、[適用]をクリック

  11. [すべてを表示]をクリックします。

    [すべてを表示]をクリック

  12. 「設定」から「USBとBluetooth」をクリックします。

    「USBとBluetooth」をクリック

  13. [USB コントローラの追加]をクリックします。

    [USB コントローラの追加]をクリック

  14. 「詳細USBオプション」をクリックし、「USB互換性」を「USB 1.1」に設定します。

    「USB 1.1」の設定

  15. 「USBとBluetooth」のウィンドウを閉じます。

超漢字Vのインストール

VMware Fusionで作成した仮想ディスクに超漢字Vをインストールします。

  1. 画面中央の再生ボタンをクリックします。

    再生ボタンをクリック

  2. 超漢字V システムCD（リカバリ用）から起動し、「ディスク設定」の画面になります。
  3. 「ディスク設定」で[システム登録]をクリックします。

    [システム登録]をクリック

  4. [作成]をクリックします。

    [作成]をクリック

  5. 「このまま区画を作成してよろしいですか？」と表示されますので、[実行]をクリックします。

    [実行]をクリック

  6. 区画の設定を確認するパネルが表示されますので、[作成]をクリックします。

    [作成]をクリック

  7. システム登録の構成を指定するパネルが表示されますので、[登録]をクリックします。

    [登録]をクリック

  8. 区画の作成／フォーマットの方法のパネルが表示されますので、[簡易フォーマット]をクリックします。

    [簡易フォーマット]をクリック

  9. 区画の作成及びフォーマットが行われます。
  10. 区画の作成及びフォーマットが完了すると、システムの登録が始まります。
  11. すべての登録が終わると、登録完了を確認するパネルが表示されますので、[確認]をクリックします。

    [確認]をクリック

  12. 「ディスク設定」の画面に戻りますので、[終了]をクリックします。

    [終了]をクリック

  13. 「CD-ROMを取り出してください。」と表示されますので、超漢字V システムCD（リカバリ用）をDVD/CDドライブから取り出し、[確認]をクリックします。

    [確認]をクリック

  14. 超漢字Vが正常に起動します。

    超漢字Vの起動

超漢字Vの起動

通常、VMware Fusionから超漢字Vを起動するためには、以下の手順を行います。

  1. VMware Fusionを起動します。
  2. 「仮想マシンのライブラリ」に表示されている「超漢字V」をクリックします。

    「超漢字V」をクリック

  3. 右側にある再生ボタンをクリックします。

    再生ボタンをクリック

  4. 超漢字Vが起動します。

超漢字Vのバージョンアップ

「超漢字V R4.540 バージョンアップ版」に従って、超漢字Vをバージョンアップします。

2. Macでの超漢字V利用時の各種設定

Macで超漢字Vを利用するには、以下の設定が必要です。

USB接続機器の利用方法

超漢字VでUSB接続機器を利用するためには、以下の手順になります。

超漢字VでUSB接続機器を利用する方法（例:USBメモリの場合）

  1. 超漢字Vを起動します。
  2. USBメモリをUSBポートに接続します。
  3. VMware Fusionから超漢字V、Macどちらに接続するか聞かれますので、[VMに接続する]をクリックします。

    [VMに接続する]をクリック

  4. 「最適なホスト コントローラに接続できませんでした。」と表示されるので、[OK]をクリックします。

    [OK]をクリック

  5. 超漢字V側にUSBメモリが認識されます。

共有フォルダ参照の利用方法

超漢字Vの共有フォルダ参照を利用するためには、Mac側で共有フォルダの機能を有効にする必要があります。

  1. アップルメニューから「システム環境設定」を選択します。

    「システム環境設定」を選択

  2. 「システム環境設定」から「共有」をクリックします。

    「共有」をクリック

  3. 「共有」から「ファイル共有」にチェックをつけて、[オプション]をクリックします。

    「ファイル共有」にチェックをつけて、[オプション]をクリック

  4. 「SMBを使用してファイルやフォルダを共有」にチェックをつけて、Windowsファイル共有の一覧から該当のユーザの左側にチェックをつけます。

    該当のユーザにチェック

  5. 該当のユーザのパスワードを入力し、[OK]をクリックします。

    パスワードを入力し、[OK]をクリック

  6. Windowsファイル共有の一覧から該当のユーザの左側にチェックが入っているのを確認し、[完了]をクリックします。

    [完了]をクリック

  7. 共有のウィンドウを閉じます。

超漢字VからMac側の共有フォルダにアクセスするためには、以下の手順が必要です。

  1. 「システム環境設定」の「共有」の「smb://[IPアドレス]」で表示されるIPアドレスが、超漢字Vの共有フォルダ参照から接続するIPアドレスになります。
    図の例では、「192.168.0.5」になります。

    IPアドレスの確認

  2. 超漢字Vからマウスの右ボタンをクリックし、メニューから[小物]-[ネットワーク設定]を選択します。
  3. 「ネットワーク設定」から「VMware」をクリックします。
  4. アドレスの右側に手順1で確認したIPアドレスを設定します。
    手順1の図の例の場合は、「192.168.0.5」となります。

    IPアドレスの設定

  5. マウスの右ボタンをクリックし、メニューから[終了]を選択します。
  6. 保存するか聞かれますので、[保存]をクリックします。
  7. 超漢字Vからマウスの右ボタンをクリックし、メニューから[小物]-[共有フォルダ参照]を選択します。
  8. 「共有フォルダ参照」からマウスの右ボタンをクリックし、メニューから[編集]-[接続先設定]を選択します。
  9. 「接続先設定」から「ホストOSの共有フォルダ」が選択されているのを確認し、[編集]をクリックします。

    [編集]をクリック

  10. 該当のユーザのアカウントとパスワードを入力し、[登録]をクリックします。

    [登録]をクリック

  11. 「接続先設定」から[閉じる]をクリックします。

    [閉じる]をクリック

  12. 共有フォルダ参照から「ホストOSの共有フォルダ」をダブルクリックします。

    「ホストOSの共有フォルダ」をダブルクリック

  13. Mac側の共有フォルダに接続されます。

    共有フォルダへの接続

3. 超漢字Vの各種マニュアル等の利用方法

超漢字Vを利用するときに参照する各種マニュアルに関しましては、以下の方法で参照できます。

4. Macでの超漢字Vの制限事項

制限事項
  • 超漢字Vサービスがないため、Mac上で動作している超漢字VからMacに接続されているプリンタに印刷することはできません。
    なお、Macが接続されているネットワーク内に、超漢字VがインストールされたWindowsパソコンがある場合は、Windowsパソコン上で動作している超漢字Vサービスを利用してWindowsパソコンに接続されているプリンタに印刷することができます。
    Macで動作している超漢字VからWindowsパソコン上で動作している超漢字Vサービスに接続するためには、以下の設定が必要です。

    1. 超漢字Vで、マウスの右ボタンをクリックし、メニューから[小物]-[システム環境設定]を選択します。
    2. 「システム環境設定」から「プリンタ」をクリックします。

      「プリンタ」をクリック

    3. 「プリンタ」から「Windowsプリンタ」が選択されているのを確認し、[出力設定]をクリックします。

      [出力設定]をクリック

    4. 「ホスト名」にWindowsパソコンのIPアドレスを入力し、[設定]をクリックします。

      [設定]をクリック

  • 「システム環境設定」の「VMware」内にある「いますぐ全画面にする」及び「超漢字の起動時に全画面にする」は動作しません。
  • 共有フォルダ参照で、Mac側の共有フォルダにアクセスする際に、「不正なSMB応答です。」と表示される場合があります。その場合は、何回か接続を試みることで正常にMac側の共有フォルダに接続することができます。

    「不正なSMB応答です。」の表示

  • μTRONキーボードを利用することはできません。

変更履歴

  • 2014年4月8日(火)
    OS X Mavericksの環境での内容に情報を修正。
  • 2013年4月24日(水)
    超漢字V R4.540の共有フォルダ参照でMac側の共有フォルダにアクセスできた旨の情報を追加。
  • 2008年2月13日(水)
    初版

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