超漢字Vを無線LAN接続のiPadに表示する(参考情報)

2010年9月22日(水)

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iPadをサブモニタとして利用するメリット

Apple社のiPadは、画面が1024ドット×768ドットとXGAサイズの解像度を持っていて、市販のUSB接続のサブモニタと比較して高解像度です。
iPadは有償のソフトウェアを購入することでWindowsマシンのサブモニタとして利用することができます。

超漢字Vを他のアプリケーションと同時に利用する場合、一般には両者のウィンドウが重ならないように小さくするか、両方のウィンドウを重ねて利用することになります。
超漢字Vは比較的大きな画面を必要とし、通常はXGA以上のサイズで使いますので、iPadの画面サイズがあれば快適に使うことができるでしょう。超漢字Vの画面をサブモニタ上に表示することで、PCのメイン画面はメモ帳やワープロソフトのウィンドウとしてフルに使え、超漢字Vの画面も大きいままで利用することができます。

また、WindowsマシンとiPadは無線LANで接続されるため邪魔なケーブル類が無く、向きや場所の自由度が高くなります。
iPadをある程度離れた場所にも移動できるようになり、打ち合わせなどの場面でiPadをテーブル中央に置いてみんなで見る、というような使い方ができます。
Windowsマシンに接続するキーボードやマウスを無線接続のものにすれば、移動先での操作も可能です。

以下では、iPadをサブモニタとして利用する方法について具体的にご紹介します。

iPadのソフトウェアを購入する

iPadをWindowsマシンのサブモニタとして利用するソフトウェアの一例として「MaxiVista」という有償ソフトウェアがあります。以下では「MaxiVista」を使って説明します。

まず、App Storeで「maxivista」を検索し、購入します。購入すると、iPadの画面に「MaxiVista」のアイコンが表示されます。
MaxiVistaはiPadのWi-Fi(無線LAN)を利用しますので、あらかじめWindowsマシンと通信できるよう設定を行っておいてください。

iPadアイコン


Windowsにソフトウェアをインストールする

WindowsマシンにはWindows用のソフトウェア「MaxiVista Server」が必要です。
ウェブサイトにアクセスし「Download the Windows software」をクリックして、ソフトウェアをダウンロードしてインストールしてください。

ウェブサイト画面(本文書作成時点のものです)

ダウンロード

iPadにWindowsの画面を表示する

Windowsマシンで「MaxiVista iPad」を起動します。

ショートカットアイコン


タスクバー右下にある設定アイコンを右クリックして「Define iPad position」をクリックします。

設定アイコンのメニュー


iPadの画面が「Local」の右隣りになるようiPad画面をドラッグして設定してください。

iPad画面位置


iPadで「MaxiVista」を起動すると自動的にWi-Fiで接続され、Windowsの背景画面(または壁紙)がiPadに表示されます。iPadの画面は横1024ドットの大きさで利用したいので、横長の状態にしておきます。

iPadに超漢字Vの画面を表示する

超漢字Vを起動し、システム環境設定小物で「画面サイズ/色数」を「1024×768:1677万色」に設定しておきます。
超漢字VのウィンドウをマウスでドラッグしてiPadのサブモニタ側に移動します。

ウィンドウの移動


その後、超漢字Vのウィンドウ枠の右上にある最大化のアイコンをクリックすると、iPadの画面いっぱいに超漢字Vの画面が表示されます。

最大化

利用例

超漢字VをiPadの画面いっぱいに表示した状態です。
画面が広いので、画面の小さなUSBサブモニタより使いやすくなります。

全体


ウィンドウをいくつか開いたiPadの画面です。

iPad画面


VMware Playerのメニューは、画面のいちばん上に細くなって隠されています。

Playerメニュー1


マウスカーソルを画面中央の一番上に持っていくとVMware Playerのメニューが表示され、USB機器の接続などが操作できます。

Playerメニュー2


原稿プロセッサを起動した画面 (クリックでiPadキャプチャ画面表示)

原稿プロセッサ


文字検索と岩波新漢語辞典を起動した画面 (クリックでiPadキャプチャ画面表示)

原稿プロセッサ


変更履歴

  • 2010年9月22日(水)
    初版

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